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サーフボードの作り方 その2 [サーフィン]

前回ラミネートまでの続きです。



■ホットコート

無くてはならないのがコンプレッサー。
ホットコート前にクロスの重なりやラップカットの段差を削ると思うけど、
そのときに出た樹脂の粉を完全に吹き飛ばす必要があります。

これを完全に除去してないとラミネートでできたクロスの凹みに粉が入り込み、ホットコートをしても樹脂が入り込まず後のサンディングでピンホールとなって現れます。
スプレー缶のダスターで代用したけど役不足でした。
これ絶対!


レジンの量はグラッシングで絞った量に反比例します。
グラッシングが終わった時点ではクロス目の凸凹があります。
4オンス巻きだけなら少しでもまかなえますが(YouTubeじゃほんの少しだった)6オンス巻きでソコソコ絞って巻いたら、ホットコートのときにけっこうな量のレジンは必要です。
グラッシングで使った1/2くらいは準備しといた方がいいです。

クロス目の凹みにも樹脂が入る必要があるけど、意外と入りにくいです。
ネットの情報だと刷毛だけで塗ってますが、6オンスだとスクイージ使った方が確実に凹みに入ります。

樹脂の中には凹みから出た気泡が必ず混ざります。
ピンホール作らないためにもスチレンモノマーで粘度を下げておくか、気泡が出来てしまったらドライヤーや投光器などで熱を与えて気泡を飛ばす必要があります。
これ絶対!




■サンディング

サンディングもシェイプと同じで時間に限りがありませんから、
余裕を持って作業すれば間違いないです。

重しがないと難しいので準備しときましょう。
ワタシは10Lのポリタンを使いました。

気持ちよくサンディングしてると熱を持ってしまいます。
熱で剥離しないよう気をつけて。

ペーパーはこまめに替えること!
ボードは熱もってなくてもペーパーの方が熱もって樹脂がツブツブになってペーパーに張り付き、それがボードの樹脂に跡を残します。
リカバリーしてるとオーバーサンディングになりやすいので注意しましょう。


ちなみにワタシが使ったパッドはこちら
パワーパッドの方が良いのは分かってますがボンビーなもんでww



■フィンアップ フィンプラグ

ここまでくるとレジンの扱いには慣れてるでしょうから、深く考えなくてもできると思います。
トーインや角度とか気になるとこですが、始めて作るボードに性能を期待してはいけません(笑)

フィンプラグやリーシュカップに関してはネットの情報だけで十分。
パウダーの量は加工性の好みもあるでしょうからお好みで。

オンフィンのロービングは多めに。
削らなくてもいい丁度の量だと、ノンパラ使えば透明感もありキレイに仕上がるけど、始めてだとそうもいかないので、ロービング多めでインパラ使って削る方法をチョイスした方がマシ。


以上です。
頑張って楽しいボードを作ってください♪
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