誰かが･･

前々回の記事で｢気になる事｣って書いたんですが、
チョット皆さんにも聞いて欲しいんで書いときます。


読まなきゃ良かった･･
と思うかもしれませんが、読んでもらった分 ワタシが安心しますｗｗ

なお、極端にビビりな方は読まないほうが賢明です･･






では･･





ビーチクリーンの日、町内小学校対抗の球技大会があったんです。


毎年恒例の行事で、男子はソフトボール、女子はソフトバレーボールで、
町内ナンバーワン小学校の座を奪い合うっちゅーワケだ。



心配した天気もなんとかもち、我が校はソコソコな成績を修めることができた。
三男も３打数２安打１打点というイチロー並の成績で、親子揃って喜んだ。



例によって夜には打ち上げと称したバーベキューを学校でするわけだがｗ
学校内という立場上、あまり夜遅くまでは騒げない。

だから終了予定の９時になっても騒ぎ足りない面々は、
誰かの家に集まって飲み明かすというのがいつものパターンになっている。




今回(いつもか？)運転手を仰せつかったワタシ。

そんなに騒ぎたい気分でもなかったが、
シラフのまま波乗り仲間の家へ 家族総出でお邪魔することにした。


メンバーは、ホストファミリーと我が家、それとシングルマザーが２家族で、
子供も合わせて13人に、｢どうしても行きたい｣と言う先生が加わり大人数となった。




運転手のワタシ。

自分の車でホストハウスまでメンバーを運んでいる途中で、
ビーチクリーンで残った缶酎ハイがビーチに残ってたのを思い出したんで、
一端ビーチへ行き、クーラーの中に残った缶酎ハイ十数本を車に積み込んだ。



荒れ狂う波は、ビーチの砂浜を全て洗うくらいに打ち上げている。

いつもと違う様子のビーチを見て「スゴイ！波がいっぱい来ちょうねー！」と喜ぶ長女。
こともあろうか、その砂浜に喜んで降りていこうとするので、ホストと二人で


「ダメッ！絶対行ったらいかん！」


とビーチへ降りたがる長女を引き留め、ホストハウスへ向かった。


このとき車から降りたのはワタシ1人。



乗せてきた人をホストハウスに降ろし、その足で学校の戸締まりをしてる先生を迎えに行くことにした。



窓を開けてホストに「んじゃ行ってくるけん」と言い、車を出す。


東の風が強く、海のそばに建つホストファミリーの家にも
海からの湿った、重たい風が吹きつけていた。




朝から外に出っぱなしだったので、身体は火照り、汗ばんでいたワタシ。
エルグランドの窓を閉めながらエアコン温度を下げ、田んぼ脇の細い道を学校へ向かう･･


後ろに積んだ折り畳みのテーブルと椅子がカチャカチャと鳴り 少し気になる･･





大通りに近づき、右に曲がるためにブレーキを踏みながら左右を確認してたとき、


その声は聞こえた･･･








わりとすぐ近くで聞こえた気がする。

はっきりと･･けっこう軽いノリの声だったが、
それでもかなりビビった。


体中の毛穴という毛穴はギュッと閉まり、
髪の毛は逆立ってるんじゃないかと思うほど ビリビリする。



もちろん窓は閉めてる。

DVDかCDがついてる事を願って、ボリュームを上げ下げするが、

変化は･･ない･･･



また聞こえるとイヤなんで、CDのボタンを押しボリュームを少し上げ学校へ向かう。
聞こえてくるのはサザンの軽快な音楽。



学校へ向かいながらも、誰かワタシを呼んでるんだよな･･
ビーチへ行ったほうが良いんじゃないか？

･･･などと思う。


こんな状況で、ビーチに行かなくちゃ！という気がするのは、やはり･･･




学校で待ってる人がいるからビーチには行かなかったが、
特別急いだ用事がなかったら、間違いなくビーチへ向かってたと思う。

今考えるとゾッとする心理状況だ。




学校で、何も無かったように先生を乗せ、ホストハウスへ向かい、
運転手だから･･と我慢してたビールを、勧められるまま手にした。



飲まなくちゃいられないんだ･･･




昔から霊感が強かったのか、寝てると鈴の音が聞こえたり、布団が敷き布団ごと移動したり･･

今でも、空気の重い場所を感じ、聞いてみたらワケアリな場所だった･･
というのはチャメシゴトだったが、声として聞こえてきたのは、今回が初めて。




ホストハウスでは、みんなに黙っていようと思って暫くは言わずにいたが、
後にワタシに何かあってもいけないので、さっきあった出来事をみんなにも聞いてもらった。


皆には怖い思いをさせたが、急に心が軽くなった気がして
話してよかったなーと思った。





夜のビーチは怖いですよ･･･

あなたも気をつけてください･･･

いつ･･呼ばれるか･･･

分かりませんよ？･･･